hr 2022.10.27

バックオフィス特化の転職支援サービスBEET AGENTとは?誕生の経緯や特徴を徹底解剖!

バックオフィス特化の転職支援サービスBEET AGENTとは?誕生の経緯や特徴を徹底解剖!

アシロのHR事業部では、事業創立当初からある弁護士特化型の転職エージェントサービス「NO-LIMIT」の他、社外取締役・社外監査役等のマッチングサービス「ExE」を展開しています。

そして22年10月より、バックオフィスに特化した転職エージェントサービス「BEET AGENT」をローンチしました。

BEET AGENTの開発・設計等に関わり、マーケティング全般を担っている岡さんへBEET AGENTについて、詳しく聞いていきたいと思います。


 

Q,BEET AGENTとはどんなサービスですか?

バックオフィス・管理部門特化の転職エージェントサービスです。

経理・人事・広報・IR・総務・経営企画・法務など、バックオフィス人材に特化した採用・転職支援事業となっています。

Q,BEET AGENTが生まれた経緯を教えてください

BEET AGENTは22年10月に本格的にローンチしたのですが、実はそれ以前からNO-LIMITで法務部門の転職支援に関する機会はありました。

例えばインハウスローヤー(企業内弁護士)や、弁護士資格は持たないものの企業法務実務経験がある人材の転職支援などです。

またNO-LIMITを運営していく中で社外監査や非常勤監査、社外取締役選任のニーズが高まった背景でExEをローンチしています。

これまでは法律事務所さまとのお取引がメインでしたが、事業会社さまへの採用支援を行う機会も増えました。

経理/財務・人事といったバックオフィス人材の採用に関するご相談をお受けする機会が多くなったこともあり、本格的にサービス化しようという流れです。

BEET AGENTのミッションとは

バックオフィス人材の採用・転職は、企業にとっても求職者にとっても、当事者であれば非常に難しいことは認識されていると思います。

BEET AGENTのミッションはそれらを解決し、さまざまなミスマッチの解消・適切なマッチングの増進をしていくことです。

バックオフィス部門における採用事業の課題とは

バックオフィスに関する職種はそもそも採用枠が少ないという点が挙げられます。

十数年以上同じ企業で務めるといった傾向にあり、流動性が低いためセールス職やマーケティング職と比較するとその差は歴然です。仮に求人があったとしても、1求人に対しての応募者が多くなり、転職そのものの難易度が上がっている。

管理部門は基本的には即戦力人材の確保を前提にしているため、未経験者(または経験が少ない方)を採用するケースがあまりないことも影響していると考えられます。

また企業側の目線で見ると、成長企業を中心にエンジニアや実力のあるマーケターを採用したい企業は増えていますが、「それらの人材の採用経験がある人事がいない」といった課題があるようです。

近年では働き方改革やコーポレートガバナンスの浸透により、コンプライアンス意識が非常に高まっています。企業経営の健全化に加え、人材の確保の重要性は増していますので、人事労務、採用責任者の採用を強化したい企業は増長傾向にあると実感しています。

企業は『経験者を採用したい』
管理部への転職を考える人材は『未経験者が多い』

ここにまずミスマッチがありますが、実績のある経験者が転職市場にいない訳ではありませんし、彼らもよりチャンンジングな環境への転職を希望しています。

当サービスをご利用頂く求職者・採用企業さまの企業条件を満たし、企業成長のための本質的な課題解決をお手伝いすることが、BEET AGENTのミッションだと考えています。

BEET AGENTが社会に与える影響とは

某大手エージェント様を筆頭に、いくつか管理部門・バックオフィスに特化した転職支援サービスはありますが、まだ数は多くはありません。一方で、バックオフィスの求人自体は、まだまだ少ないとはいえ増加傾向にあります。

この段階でBEET AGENTが事業として成長できれば、クライアントの経験者採用支援、未経験者の方でも歓迎している教育体制がある企業への転職支援など、幅広いニーズに応えられるはずです。

また、管理部門の転職領域に関わることで、これまで提供してきた社外取締役の選任サービスである『ExE(エグゼ)』の成長にも繋がると考えています。

さらに、常勤監査役の採用や、法務部門を設立をする企業においてはIPOを検討していることも多く、更なるキャリアの選択肢として提供でき、多くの人のステップアップにも貢献できると思います。

Q,今後の展望を教えてください

弁護士・法務人材だけでなく管理部門領域に進出したことで、HR事業部ではCA/RAを担う方を積極的に採用しています。採用ニーズ・転職ニーズは高まっているものの、CA/RAの両手型の場合、どうしても対応できる数に限界が生じてしまうので、今後の事業拡大に伴ってはCA/RA担当者は貴重な人材と捉えています。

弁護士・法律事務所の転職市場は特殊なため、これまで同様業界経験のある人間が担当しますが、一般転職市場の人材に近い管理部門のCA/RAに関しては、現在未経験の方でも教育する体制を築いております。

もし、以下の思考に該当していたら、是非CA/RAとして関わって頂けますと幸いです。

  • 人生の多くの時間を費やす"仕事"において、誰かの転職という節目に関わりたい
  • 企業の採用を起点とした『課題発見・提案・解決』の仕事をしてたい
  • セールス経験を活かした異業種でチャレンジしたい
  • 人材業界・転職エージェントの仕事に興味がある
  • 将来、人事・採用・労務の職につきたいと考えている

経験者はもちろん、未経験者や第二新卒の方も大歓迎です。

まだまだアシロのHR事業部は黎明期ですので、一緒に成長していきたい、将来管理部門で働きたいと考えている方は、現場を知れる良い環境だと思います。

今後は長期的なブランディングのための情報発信もしていく予定です。「アシロのいち事業」ではなく「人材業界のひとつのメディア」を目指して新しいコンテンツも仕込んでいるため、是非ご注目頂けますと幸いです。

メッセージ

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

HR事業部はアシロの中でも少し特殊で、リーガルメディア事業部や派生メディア事業部と異なり、マッチさせる相手同士と直接つながることが可能です。

何よりもお客様や求職者の方と直接コミュニケーションがとれることで、双方の課題や夢、ときには不満や悩みに耳を傾けることができます。

そういったニーズや想いに応えることは、人の根源的な欲求を満たしてくれるというか、幸せにつながることなのではないかと最近になって気づくことができました。

BEET AGENTに限らず、HR事業部の事業が拡大することによって、多くの人の役に立つことが可能です。成長を止めることなく、社会全体へ寄与してまいりたいと思います。


 

編集後記

新たにローンチされたサービスについて、詳しく知ることができました。お客様のニーズから新たに展開されたサービスで、まさにアシロらしいといえます。

まだまだ成長過程にあるバックオフィスの人材業界、今後の発展が楽しみでなりません。

岡さん、ご協力いただきありがとうございました。

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