legalmedia 2022.02.07

法律の民主化を図り、法律トラブルで悩むユーザーをゼロにする

法律の民主化を図り、法律トラブルで悩むユーザーをゼロにする
リーガルメディア事業部 執行役員
鈴木 貴暁
大学在籍時にデジタルマーケティング会社を起業し幅広い業界・業種のビジネスを経験。2021年6月より当社に参画。
これまでの豊富なデジタルマーケティングの知見と経営者としての知見を活かして、「弁護士ナビ」のサービス成長および法律事務所の経営サポートを担当。
2022年9月よりリーガルメディア事業部を管掌する執行役員に就任。
2022年11月の組織編成によりリーガル事業本部を管掌する執行役員に就任。

 

リーガルメディア事業部のミッション

「法律の民主化を図り、法律トラブルで悩むユーザーをゼロにする」

司法サービスをインフラ化し、法律トラブルに悩む人を限りなく0にしていくことで、1人1人を深いところから支えていくことが我々に課せられた使命です。

これはアシロの理念である「アシロに関わる人を誰よりも深く幸せにすることでよりよい社会の実現に貢献する。」にも関わることといえます。

「二割司法」という言葉で知られる通り、法律は社会全体のためにあるにも関わらず、司法ニーズがある方の内、2割程度しか司法サービスを受けられていません。

それには司法サービスの敷居の高さや費用懸念、関わりづらい印象などが原因にあります。

それらのハードルを取り除くことで二割司法を十割司法に近づけていき、誰しもが利用できるインフラとすることが我々の使命であり、目標です。

私自身、法律トラブルに遭った経験から、その辛さや精神的な影響の大きさを知っています。同じような思いをしている人が、正しく司法サービスを利用し、人生を大きな局面を支えられるようなサービスでありたいと考えています。


 

リーガルメディア事業について

グルメサイトや価格比較サイトのような、ポータルサイトの弁護士版と考えていただきたいです。

多くの方が「外食をしたい」「家電を買いたい」と思ったときに、インターネットで検索したりポータルサイトを利用すると思います。弁護士ナビは、司法サービスにおけるそうした存在になりたいと思います。

「法律トラブルに遭った」「弁護士を探したい」と思ったとき、まず使用いただけるサービスを目指します。


 

リーガルメディア事業部が社会に与える影響

前述の通り社会に与える最も大きな影響は、二割司法に対するアプローチとなります。

二割司法という言葉は根深く、数十年前から存在する言葉です。90年代の司法改革、2000年の弁護士広告規程改正、2006年施行の司法制度改正でも大きな変化はありませんでした。

我々はWebマーケティングの会社ですので、ITやDX化といった形で法律業界を後押しし、二割司法の脱却に向けて貢献していきたいと考えています。

またこれらの実現は、持続可能な開発目標(SDGs)における目標のひとつ、「目標16: 平和と公正をすべての人に」の達成に貢献します。


 

リーガルメディア事業部という組織

 

◆ 営業チーム

お客様である弁護士先生・事務所様に対して抱えている運営課題をヒアリングし、それが我々で解決できる内容なら弁護士ナビにご掲載していただくことがミッションです。

ご掲載いただく弁護士の数が増えるほど、法律トラブルに悩むユーザーは多くの法律事務所を比較検討できます。そのためユーザーにとっては、"より納得できる選択肢が増えること"に繋がるはずです。

サービスの充実化、売上の獲得といった2つの側面をもつ組織です。

◆ カスタマーサクセス(CS)チーム

CSチームは、その中で更に3つのチームに分かれていますので、それぞれ紹介いたします。

フォローアップチーム

掲載いただいているお客様に対して、直近の成果を見ながらゴールを設定したり、弁護士ナビ掲載の集客効果向上を目指して、目標設定・ロードマップ策定・サポートを行います。

弁護士紹介ページの紹介文・サムネイル修正、対応体制の変更など、社内リソースを使用してお客様へ提供できる価値の最大化がミッションです。

アップセルチーム

お客様に対して広告枠の追加出稿や、掲載エリア拡大の提案を行います。

フォローアップチームが「弁護士ナビに掲載している広告効果の最大化」を支援する組織とすれば、アップセルチームは「法律事務所全体の集客効果の最大化」を支援する組織と言えると考えています。

プロジェクトチーム

より良いフォロー体制を構築し、CSチーム自体のパフォーマンスやお客さまの広告効果を向上させることをミッションとしているチームです。

問合せ数・閲覧数といった数値の分析、お客様が使用するプロダクトの開発、フォロースキームの改善を図り、定量的にお客様の満足度を上げていくべく結成した組織です。

◆ ディレクションチーム

弁護士と直接関わる営業チームやCSチームと異なり、集客の対象となるユーザーに限りがありません。可能な限りそれらを拾い上げ、司法ニーズを抱えながらも泣き寝入りする人を1人でも減らすことがミッションです。

ただし、ディレクションチームマネージャーの竹本さんが語っている通り、常に「数×質」の課題があります。
▶ 弁護士ナビのディレクターは何をしている?業務から紐解くアシロディレクター陣の実力と未来

単にコンバージョン数を上げることだけを目標とするのであれば、1割2割の増加は簡単なことです。しかし「ちょっと聞きたいだけ」「無料でアドバイスをもらいたい」というコンバージョンは、残念ながらお客様への価値提供にはつながりません。

お客様の利益となり得るコンバージョンの性質を見極め、適切なマッチングを目指しています。

◆ コンテンツチーム

コンテンツチームは、Webマーケティング側面で見る「弁護士ナビの強みの一つ」です。

コンテンツチームは、営業チームにおける月間成約数といった成果が目立つようなチームではありませんが、縁の下で最もアシロの事業を支え、成果を出し続けている組織です。

またコンテンツSEOは成果が出るまでに時間を要することが多く、これまでの積み重ねが現在のアシロを支えていると言っても過言ではありません。

◆ エンジニアチーム

エンジニア視点でサービス改善・事業課題や市場課題の発見・開発を行い、新たなリーガルサービスの開発や改修を担っているチームです。

各チームと連携をとって、既存サービス改善・顧客満足度向上を担うチームでもあります。


 

リーガルメディア事業部という組織の今後

今後10-20年で、日本の労働人口は半減していき、若い人材はより活躍しなければいけなくなります。時代の潮流は速く、どんな大企業でも生き残れる保証はありません。

組織として生き残るためには、組織の構成要素である個人個人の強さが重要だと考えています。

入社するときには必ず何かに期待すると思うのですが、それを得ようと我武者羅に努力を重ね、実績を積み、高い山を乗り越えてほしいと思っています。乗り越えた先で振り返ると、その高い山が自分を守ってくれる自信となり、生き抜く力を与えてくれます。

アシロに所属している個人には、仮にアシロを去るとしてもそうしたハングリーさのある人材になってもらいたいと思っています。


 

メッセージ

ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。

私達のお客様である弁護士は、全員が個人事業主としての側面を持っています。私事ではありますが、私もアシロへ入社する以前は独立起業していました。

また当事者として法律問題を経験したこともあり、司法ニーズを抱えている人の視点も持ち合わせているという自負がありますし、何よりも起業家時代に培ったマーケティング力があります。

これら3つを持ち合わせたうえで、私にはリーガルメディア事業部のメンバーという最強の仲間がいます。

この業界で1位になることは、私にとっては通過点でしかありません。

二割司法という社会課題を三割、四割とアップグレードさせていき、業界全体を前進させていくことをお約束したいと思います。

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