conversation 2022.05.11

デザイナーチーム対談|アシロの思いを形にするデザイナーチームとは

アシロでは現在4名(うち1名は育児休暇中)のデザイナーが所属しており、日々マーケティングチームや営業チームの思い描くサービスを形作ってくれています。
デザイナーチームは全員、アシロに入社する以前からデザイナーとしてのキャリアを積んでいて、さまざまなデザイン経験・知見を有しています。
今回はデザイナーチームの皆さんにお時間をいただき、デザイナー目線で見るアシロのサービスや、アシロのデザイナーチームについて語っていただきました!

Q,まずは自己紹介をお願いします

若林佑輔さん

若林佑輔と申します。2018年の4月に入社したので、現在5年目です!
以前は、地元滋賀県の制作会社で10年以上デザイナーをさせていただいたのですが、当時アシロに勤めていた知人からアシロをご紹介いただき、アシロ初のデザイナーとして入社するに至りました。
最近は話題のFPSゲームに挑戦して、すっかりハマって趣味になりました(笑)。

Kさん

E.Kです。2021年の7月に入社しました。
前職ではスマートフォン向けの音楽配信サービスを取り扱っていて、それらのアプリやLP、バナーなどのデザインをさせていただいていました。
映画鑑賞が好きで、ジュラシックパークやエイリアンシリーズなど、CGや美術に力が入っている映画が特に好きです。

Tさん

K.Tです。2021年の12月に入社したので、まだ入社半年未満ですね。
元々レザーのファッションブランドに勤めていたんですが、そこで広告やSNS、webサイトのデザインなどをしていました。ただ、より多くの人に見てもらえるデザインをしたいと思い、アシロへ入社するに至ります。
音楽が好きなので、エレキベースとライブ鑑賞などが趣味です!
あと先日、若林さんにすごく評価の高いオープンワールドゲームをおすすめしてもらってから、めちゃくちゃハマってます。
普段あまりゲームはしないんですが、おすすめしてもらったゲームは格別で、ずっとプレイしています(笑)。

Kさん

私も若林さんにそのゲームを紹介してもらって、チーム全員で楽しんでいます(笑)。

若林佑輔さん

経済効果もあるチームでございます!(笑)

Q,我ながらイケてるなと思うデザインを教えてください

若林佑輔さん

難しいですね…。あれだけ沢山のデザインをさせていただいたので、中々絞り込めないですね。

Kさん

あと、自分で言うのもちょっと難しいですよね(笑)。

若林佑輔さん

それに、毎回イケてるなと思うデザインを目指しているものの、半年ほど経ったら「もしかするとそこまでイケてないのかもしれない」なんて思うことも…。

Kさん

冷静になってみると、課題が見えたりするんですよね(笑)。

Tさん

たしかに時間をおくと「もっとこうすればよかったな」というアイデアが出たりしますね。

若林佑輔さん

印象に残っているデザインは、前職で美容室のwebサイトのデザインをお任せいただいたときに「パンチの利いたアーティスティックなサイトにしてほしい」とリクエストいただいた案件です。
クライアントがエッジのある雰囲気だったので、右脳をフル回転させてデザインを提出したら、パンチが利きすぎているので変えてほしいと修正依頼をいただいたことがありました(笑)。

Kさん

あるあるですね!
我々デザイナーとして、依頼者が思い描く方針の加減を見極められるか試される場面です(笑)。

Tさん

確かにその塩梅は難しいですよね!


若林佑輔さん

アシロでのデザインで印象に残っているのは、現在でも使用しているロゴのデザインです。
入社当初は別のロゴだったのですが、このタイミングで初めて「自分が勤めている会社のロゴ」をデザインさせていただくことになりました。
しかもこれから上場を目指す会社のロゴを作るというのは、なかなか面白いというか、腕が鳴るお仕事でした。

ロゴ変更時インタビューはコチラ 【デザイナーインタビュー】会社ロゴをリニューアルしました!

Kさん

あのロゴすごく好きです。
転職活動をしているとき、アシロのHPを見たときにあのロゴが全面に出ていて、若林さんのロゴに対する思いのインタビューも読んだので、すごく愛着があるロゴです(笑)

Tさん

アシロの社名の由来(※)になっている魚の尾ひれに見えるようにもデザインされていたりするんですよね。

※詳細は会社情報を参照

若林佑輔さん

あまり難しかったり複雑だったりするマークにはしたくないなと思って、あのロゴにした記憶もあります。

Kさん

私はまだアシロでのデザイン歴が長くないので前職の案件になってしまうのですが、アプリ上でギフトを贈れるサービスがあり、立ち上げの段階から関わらせていただいた案件だったので、やりきったなと思います。

Tさん

ゼロから作りあげたものって、愛着が湧きますよね。


Kさん

そうなんですよ!
それまではずっと元々あったサービスの中にあるデザイン改修や、リニューアルといったもので、機能からデザインさせていただけたことは、すごく面白い経験でした。
あとイケてるというと微妙ですが、離婚弁護士ナビ交通事故弁護士ナビなど、既存サイト・LPのUIデザイン改修をご依頼いただき、「問合せ数が増えました」といった報告をいただけるとすごく嬉しくなります。
ユーザーの満足度や会社の業績に関わる部分なので責任を感じますが、結果が伴うとやはり達成感を感じますし、デザインで売上が左右されるという点には、緊張感とともにやり甲斐を感じますよね。
それに制作段階でディレクターや営業の方と直接コミュニケーションがとれるので、ユーザーの傾向や会社の方向性などを知る機会にもなります。
アシロの方はコミュニケーションがとりやすいですし、依頼にあたって色々な配慮もしくださるので、目的や成果など過程や結果にも積極的に関われる点がすごくありがたいです!

Tさん

僕はゼロからデザインするという経験はまだないのですが、前職の経験でオンラインショップのフルリニューアルを担当した案件は、かなりやりきったなと思います。
すごく大変だった記憶があるのですが、周囲の人にも助けていただきプロジェクトは完遂し、現在でも僕が作ったオンラインショップが運営されていて、成長できた案件だなと思います。

Kさん

システム面といった、自分がこれまで関わったことがない分野に関する勉強を迫られたときは大変ですけど、理解できた瞬間、すごく面白いですよね。
話を聞きながら、とても共感しました。

Tさん

そうなんですよね。
それにアシロでお任せいただいたデザインのひとつに、採用向け記事のキービジュアル作成があるのですが、アシロのイメージを残しつつ、さまざまな人にとって触れやすいデザインを目指したものがあります。
またデザインのご依頼をいただいた広報担当の方から、「Tさんの感性を信じます!」と言っていただいたので、普通の画像を提案するのはもったいないなと思い、キャッチーなビジュアルを目指しました。
実際に提出させていただいた画像は好評をいただき、期待に応えられたと思います。

対象の記事はコチラ「弁護士ナビシリーズ」の根幹 カスタマーサクセスチーム。事業成長に大きく貢献する、その実態に迫る!

Q,お互いにどんなデザインが得意だと思いますか?

若林佑輔さん

Tさんのデザインについて、勝手な印象ではあるのですが、文字の置き方などからポップなデザインよりもクールなデザインの方が得意なのかなと思っています。
そのうえで、案件の割り振りを担当する私としては、そういったデザインを期待してもいます(笑)。

Tさん

ありがとうございます(笑)。
実際、僕自身もそういうデザインが好きなので、よく見ていただけてるなと痛感します。

若林佑輔さん

やはり得意分野であるシンプルなデザインは、これからもどんどん伸ばしてほしいです。
一方で経験としてシンプルとは逆側のポップ系をデザインしてみると、よりクールでシンプルなデザインへの理解が深まるかもしれないので、是非ポップ系にもチャレンジしてみてください!
でも、シンプルって簡単そうで一番難しいデザインですよね(笑)。


Kさん

本当にわかります。
空白とか間のとりかた、文字や画像の置き方など、少し間違えるだけでただの手抜きになり得てしまうんですよね。
ただTさんは、ビシッとクールやシンプルに落とし込んでるなと思います!

Tさん

すごい嬉しいです、がんばります!
でも逆にポップ系だったり、盛り上がるような色使いだったりは得意ではなくて、難しいなと思います。
特にお二人がそういったデザインが上手なので、日々勉強させていただいています。
またKさんは、ゼロからデザインするのが得意なのかなと思ってます。以前にノートを見させていただいたのですが、色々なパターンのロゴデッサンが描かれていて、まさにクリエイトだなと感じた記憶があります。
あとはアイキャッチ画像のポップで楽しい雰囲気や、ユニークな面白みのあるデザインがすごく好きです!


Kさん

ありがとうございます。すごく自己肯定感が高まります(笑)。

若林佑輔さん

幅広いですよね、Kさんのデザインは。
経験が豊富なのもあるのですが、色々な案件を安心してお任せできるので、すごく助かります。

Kさん

そんなそんな、元のデザインが良いだけです!
すごく褒めていただいて恐縮なのですが、少し自信が持てました(笑)。
私は色々考えるよりも、一旦思いつく限りのデザイン案をアウトプットしてみているのですが、それが活きているのかなと思います。

Tさん

前に担当されていた案件でロゴをデザインされていたとき、沢山候補がありましたよね?

Kさん

そうですね。たしか最初期は30件くらいアイデア出してました。
基本的に頭の中で整理することが得意ではないので、一旦形にして冷静に整理するようにしているんです。
「広げるだけ広げて、後で拾おう」といった考えで手を動かしてます(笑)。


若林佑輔さん

僕もそのタイプですね。
色々な候補から、気に入った要素を組み合わせて、最終的に初期候補のどれでもないデザインに仕上がることがしばしばあります(笑)。
これだというデザインが思いつかなければ、まずは風呂敷を広げてみるのは有効ですよね。

Kさん

たしかに若林さんのデザインを見ると、すごく冷静に作られているなという印象があります。
見た目はもちろんなんですが、機能としてすごくまとまっていて、頭と手を動かしまくりつつ、最終的に美しく収束されているのがすごいなと感じます。
私もそういう力が欲しいなと思いながら、若林さんにすごく助けていただいてます!

若林佑輔さん

ありがとうございます!照れますね、改めて言われると(笑)。

Q,これから作りたいデザインなどはありますか?

若林佑輔さん

実際、弁護士ナビのデザインは私が入社したときから、そこまで大きく変わってはいないんですよね。
たとえばヘッダーの画像であったり、トップページの一部であったり、継ぎ接ぎというか、改修を積み重ねていっている感じなんです。
現在でもサイトを巡回していると、要素同士の幅が完全に統一されていなかったり、要素ごとのサイズ感がずれていたりしていて、すごく課題に感じています。


Kさん

それは私もすごく感じていることです。
ディレクターといったマーケティングを担当されている皆さんが、コツコツ改善しようとしてくれた結果として、継ぎ接ぎの状態になってしまっていて…。
いつかフルリニューアルというか、全体を俯瞰して見直す機会を設けられるといいなと思います。
要素の幅やヘッダーの高さなど、それぞれルール化して統一したらもっと美しくなるのかなと感じることは少なくありません。

若林佑輔さん

だからこそ感じるのは、デザイン面の課題を残しつつここまでアシロが成長できたということは、それらの課題を解決できたらもっと成長できるんじゃないかと思うんです(笑)。

Tさん

本当に、それに尽きますね!
まだまだやれることはありますから。

Kさん

やりたいですね!
一部改修などではなく、ヘッダーやロゴなどすべてを一気に見直せたら、すごく良くなりそうな気がします。
ただ逆に、ここまで熟成したサービスだと、なかなか難しそうですよね(笑)。
弁護士ナビは分野ごとに特化してサイトが存在していて、それぞれの正解の形があると思うので、必ずしも統一すれば良いというわけでもないですし。


Tさん

確かに分野横断でデザイン依頼をいただくと、それぞれのサイトごとに特色がありますよね。

若林佑輔さん

特に話を合わせたわけでもないのに、みんな同じことを考えていたとは(笑)。
今は改修や機能改善がメインなんですが、長期的にでも良いので全体的なデザインのリニューアルをしていきたいですね。

編集後記

アシロでは日々、よく見ないと気付けないような細かい修正・リニューアルを重ねることにより、お客様・ユーザーにとって少しでも使いやすいサービスを目指しています。
こういった取り組みができるのは、まさにデザイナーチームがアシロの思いを形として作ってくれているおかげです。
デザイナーチームの皆さん、ご協力いただきありがとうございました!

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