対談
アシロでは役員も含めてメンバー間の距離が近く、入社したてのメンバーと役員が一緒に仕事をすることも珍しいことではありません。
とはいえ業務外のことについて、役員に話しかけることは少し勇気が必要です。特に22年4月に入社した新卒メンバーにとって、役員陣と話す機会はまだあまり多くはありません。
そこで今回は、役員の皆さんにご協力いただき、新卒メンバーの疑問に答えていただきました!
アシロがどんな会社か垣間見える記事ですので、是非ご一読ください!
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参加メンバー
ー役員陣
川村 悟士 | 取締役CFO |
河原 雄太 | 執行役員 リーガルHR事業 管掌 |
竹田津 惇 | 執行役員 リーガルメディア関連事業 管掌 |
ー新卒メンバー
石渡 由菜 | リーガルメディア事業部 営業チーム所属 |
近藤 翼 | リーガルメディア事業部 営業チーム所属 |
戸田 有哉 | リーガルメディア事業部 営業チーム所属 |
松﨑 正悟 | リーガルメディア事業部 営業チーム所属 |
寅田 ヨウヤン | リーガルメディア事業部 ディレクションチーム所属 |
インタビュー
寅田 ヨウヤン さん
アシロに入社しようと思った理由や経緯を教えてください!
川村 悟士 さん
では、この中で最古参の河原さんからお願いいたします!
河原 雄太 さん
私の前々職は経営情報誌を発行している企業で、アシロ代表の中山さんが当時は同僚だったんです。中山さんの横に座って、一緒に働いていました。
新卒のリクルート時代から営業をしていたのでそれなりに自信はあったのですが、その当時は全く成果を出せず…。「自分は看板で売っていたんだな」と気づくきっかけでもありました。
当時、その企業の定例会議では、中山さん以外の先輩方からは厳しく詰められていたのですが、中山さんが「あなた達は成果が出ないことを責めるだけで、成果を出すためのサポートをしていない。彼がこの会社で一番行動していることを知っていますか?」とフォローをしてくれたんです。
その後、中山さんが私のマネジメントを買って出てくださり、営業に同行し、商談のクロージングに問題があると見抜いて頂いて、トレーニングをしてくださったりしました。
結果として成果が出るようになり、社内の評価が変わって、新しいサービスの営業担当も一任してもらえるようになりました。
その後、中山さんは独立してアシロを設立するために退社し、同じ時期に私も先輩の事業を手伝うために退社したのですが、個人的なお付き合いは継続しており、中山さんから誘っていただいてアシロへ入社したという経緯です。
寅田 ヨウヤン さん
ありがとうございます!竹田津さんの入社理由も伺いたいです!
竹田津 惇 さん
私は大学3年生のときに、アシロにインターンとして入社しました。
最終的には事業を興して独立したいと思っていて、アルバイトをするよりも事業会社でインターンをして実力を身に着けようと思ったことが、一番最初のきっかけです。
インターン先を探すにあたって、独立のために営業力を身に着けたいと思っていました。当時のアシロはまだインターネットメディア事業を始める前で、営業代理のような事業を行っており、河原さんの横でインターネット回線に関するテレアポ営業を行っていました。
時々、中山さんや当時既に入社されていた丸田さんと4人で食事に行くことがあったのですが、魅力的な人が集まった組織だと感じていた記憶があります。
その後アシロが営業代行事業から撤退するにあたって私もインターンをやめて、他社のWebマーケティングに関するインターンなどをやっていたのですが、その後もご飯に連れて行っていただくなどお付き合いは継続しており、就活の必要に迫られたタイミングで中山さんにアシロへお誘いいただき、事業や人間関係に魅力を感じていたことからアシロに入社しました。
川村 悟士 さん
正式に新卒として入社するまで、アシロでインターンをしていた時期はどれくらいですか?
竹田津 惇 さん
トータルすると、1年ぐらいですね。
戸田 有哉 さん
他の企業のインターン期間の方が長いんですか?
竹田津 惇 さん
そうです。ただアシロ以外でインターンをしていた時期も、中山さんと食事に行く機会が多かったので、関係性が途切れることはありませんでした。
川村 悟士 さん
私の場合は、河原さんや竹田津さんよりも遅れて入社しています。2017年のことなので、今から5年ほど前ですね。
アシロは2016年にJ-Starというファンドから投資を受けて、J-Starが主要株主となっています。
そのJ-Starからの投資を受ける際にアドバイザーをされていた方が私の昔の同僚で、アシロがIPOを目指すことになりCFOが必要となったことから、中山さんと引き合わせていただいたことがきっかけです。
当時、転職は考えておらず転職活動は行っていなかったのですが、一度お会いすることにしました。
そこでIPOを目指す理由を聞いてみたのですが、中山さんは「自分やアシロを信じてくれているお客様やユーザー、投資してくれたJ-Starや従業員を幸せにするために、IPOを目指したい」と答えていたり、まずお客様のことを儲けさせることが最優先だといった話をされていたのが印象的でした。
アシロは一見、今どきっぽいベンチャー企業ですが、中山さんの中身には三方良しのような昔ながらの商人気質を感じて、地に足のついた経営者だと思い魅力的に感じて、アシロに入社しました。
寅田 ヨウヤン さん
3人とも、全く違う経緯があるんですね!
松崎 正悟 さん
皆さんの直近の目標をおしえてください!
河原 雄太 さん
現在リーガルHR事業部で開発を進めている新サービスの立ち上げを成功させることですね。
現在アシロはリーガルメディア事業と派生メディア事業の2つの柱に支えられていますが、3本目の柱としてHR事業を成長させる必要があります。
寅田 ヨウヤン さん
なるほど、リーガルHR事業部ではそういったことをしているんですね。
竹田津 惇 さん
私は現在、アシロの主軸となっているリーガルメディア事業と、派生メディア事業、そして22年4月に買収し子会社化したカイラス少額短期保険の弁護士保険に関する事業を任されています。
少なくとも毎年30%以上成長させることが私の目標であり、責任です。
河原 雄太 さん
新卒の皆さんはリーガルメディア事業部に所属しているので、同じ目標を背負っているということですよね。
竹田津 惇 さん
そのとおりです。なので、どうかよろしくお願いいたします(笑)。
川村 悟士 さん
プレッシャーですね(笑)。
私はすごくシンプルで、アシロの株価を上げることです。上場したのが約1年前のことで、上場時の公募価格が1,160円ですが、現在は800円台ですので、短期的には公募価格以上へ引き上げていくことがマストだと思っており企業運営に取り組んでいます。
戸田 有哉 さん
会社の成長に伴い感じた変化と、変わらないもの・変えたくないものはありますか?
川村 悟士 さん
最も分かりやすい変化は、やはり従業員数です。
私が入社した当初は10人程度だったので、現在の会社の様子を見ると大きくなったなと実感します。
一方で変わらない点としては、私が入社したきっかけにもなった、中山さんの発言である「周りの人を幸せにしたい」という会社の価値観ですね。
むしろ人が増えたことで、その価値観が強固になってきた感覚があります。
人数が少なかったころは、現在のCS(カスタマーサクセス)チームもありませんでしたし、広報・IRといったケイパビリティもありませんでした。
従業員数も増えて会社として出来ることの幅が広がり、大切にしている価値観を体現しやすい、行動に移しやすくなったなと思います。
新卒の皆さんも、アシロが大切にしているこの価値観について聞いたことがあると思いますが、それは昔から変わらないことなんですよね。
人数が増えたとしても、その価値観に共感して入ってくれているので、これからも変わらないはずです。
竹田津 惇 さん
私も川村さんと同意です。
弁護士ナビにご契約いただいた後にCSチームがフォローをして、その結果として弁護士のお客様にしっかりと利益を上げていただき、喜びの声をいただく瞬間は、今でもとても嬉しいです。
そういったお話は定期的に耳にするのですが、その瞬間こそまさに仕事をする喜びというか、仕事をする意味だと思います。
皆さんにも是非この感覚を味わってほしいですし、それを積み重ねていくことが、アシロの価値を高め、業績を伸ばすことにつながるはずです。
この点については、今後も変えたくないですね。
また変化を感じる点としては、組織が大きくなるに伴い、自分とは異なる価値観や感覚の人が増えてきて非常に刺激になっています。
そして異なる価値観を我々古参のメンバーが受け入れて、さまざまな価値観に触れて成長できるような環境を整えなければいけないなと感じていて、これが組織のフェーズが変化していくことなんだろうなと思います。
河原 雄太 さん
お二人の回答が完璧すぎて、最初に回答しなかったことを後悔しています(笑)。
河原 雄太 さん
でもお二人の回答を聞いて、変わってほしくないことは、やはり皆共通しているなと思います。
ですので、私は変化したことを話させてください。
私は最初期からアシロにいるので、色々な変化を感じているのですが、そもそも昔はここまで環境が整っていなかったので、オフィスが部室のような環境だったんです。
戸田 有哉 さん
それはそれで、なんだか楽しそうです。
竹田津 惇 さん
雑居ビルにある本当に小さな部屋で、オフィス全体が今の会議室よりも狭い空間でした。
同じ階の入居者と1室しかないトイレを共有するような環境だったんです。
河原 雄太 さん
そこからオフィス移転があり、なんとか専用のトイレは確保したものの、残念ながら男女共有のものでした。
その後、現在の1つ前のオフィスに移転して、やっと男女別々のトイレがあって、少しずつまともな環境になってきたんですよね。
その当時は川村さんが入社される直前のタイミングで、営業出身の私が経理業務を担当していたりもしました(笑)。
J-Starから投資を受けて、川村さんに入社していただき、やっと会社としてちゃんとした環境を構築し始めることが出来ました。
黎明期からアシロを見ている私にとっては、環境という環境は、すべて変わったといっても過言ではありません。
編集後記
日頃は聞けないようなお話を伺えて、編集部としても貴重な機会となりました。
採用に関する質問や、役員陣のZ世代に対する印象などを伺った採用サイトでの別記事もありますので、是非ご一読ください!
役員×新卒|新卒メンバーが役員陣へインタビュー【採用サイト編】
皆様、ご協力いただきありがとうございました!